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執筆者の写真金光教日本橋教会

今月のコラム(2020年7月)

昔、お寺の幼稚園に通っていた時、

♪ののさまは 口では何も言わないが

ぼく(私)のしたこと知っている♪

という歌を本堂で毎日のように歌っていた。

良い行いも悪い行いも、自分がしたことは、誰も見ていなくても阿弥陀様が見ていますよ、と。

誰も見ていないからちょっといたずらをしようとか、ウソをついた時など、心にこの歌が蘇り、思いとどまったり後悔したことがこれまで幾度もあった。

街には「犯罪を見逃さない!」と二つの瞳の絵の上に書かれたステッカーを目にすることがある。それを見ただけで何も悪いことはしていなくても、一瞬ドキッ!とする。

世の中には平気で罪を犯す人もいるが、大概は誰の心にも後ろめたい気持ちが芽生えるのではないだろうか。

誰が見ていなくても、神様、仏様、何より自分が見ている。それに気付いたら、それらに顔向けできないことはそうそう出来ないはずだ。

同じ見てもらえることなら、神様、仏様、周囲の方々にも喜んでいただけることの方を選ぼうじゃありませんか。(編集子)

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