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執筆者の写真金光教日本橋教会

今月のコラム(2021年2月)

日々の生活の中で、周囲の人に仕事や家庭の事柄などを頼むことがある。

こちらが望んだ通りに物事を進めてくれた場合は「なんてありがたいのだろう」と感謝の思いを抱くが、思った通りにならない時には、ついつい不足心が起きがちだ。

人に対して「こうしてくれれば良かったのに」「何でああしてくれないんだろう」といった思いが起きやすいが、物事に対する考え方や捉え方、処理能力などが皆違うことを思うと、自分の思い通りに他人を動かそうとするから不足心が生じることに気が付いた。

人に何かを頼むのであれば、まずは神様に「これから〇〇さんにこれを頼みたいと思いますので、どうか、〇〇さんの働きが十二分に発揮出来ますように」とお願いしてから頼んでみてはどうだろう?

自分が頼みたいことばかりに目と心を奪われがちだ。だが、そもそもこちらが人様からしてもらうことであるのだ。だから、相手が快く引き受け、その成果が良い結果となるよう願わせてもらうのが、頼む側の役目だと思う。そうすれば、たとえ相手が力不足な点があっても、そこは神様が足して下さり、願った以上の成果が引き出せるようになる。

人を当てにし、勝手に不足心を生むより、最初から神様にお願いして良い道筋を付けていただくほうが、頼むほうも、頼まれたほうも、共に喜び合える結果となっていく。

ぜひとも「人に向ける心を神様に向けて」みてはいかがだろう。(編集子)

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