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執筆者の写真金光教日本橋教会

今月のコラム(2021年4月)

人間は生まれた時から、栄養を身体に取り込み、それらが体内を巡り、残ったものが体外へ排出される。

食べ物は天地の中で作られた神様のお恵み。それを体内に取り入れることは、神様そのものを頂くことだ。

天地の産物のおかげで人は成育し、日々を営むことが出来る。

けれども、生きていれば老廃物は毎日出てくる。肉体が弱ったり、知らず知らず体内に毒素が溜まることもある。そのままでは肉体は病気になる。

そうならないために、体内の毒素は日々小便や大便で取り除いていただいているのだ。

これは自分の力で出来ることではない。そこに神様の働きがなければ出来得ない所業だ。

神様には、毎日の食事でお恵みを頂いていることだけでなく、体内の毒素を取り除いて頂けることもお礼申し上げ、そのうえでさらなる健康をお願いしておくことが大切だ。

私達は一見自分の意思で生きているように見えるが、生かされているからこそ生きていられるのだ。

それを忘れていると、神のおかげはだんだん遠のいていく。

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