今月の暦の言葉は「信心しておかげを受けて、難儀な人を助ける身にならせてもらうがよい
」です。
金光教教師である私の岳父がよくこう言われます。「私のような者でも会社勤めをしていたら、部長ぐらいにはなれたかなと思う。だけど、『お道の御用』をさせていただくと人の命まで助けさせていただくことができる。これ以上にありがたいことはない」、と。
初めて聞いた時には、本当に命まで助かるのだろうか、と思ったものです。今では、死ぬときは死ぬにしても、医薬以上の働きで助かる事実を多々見聞きして理解するようになりました。命以外も同様です。
神話が信心かと思うと間違えます。肉眼を放し、心の眼で「どこまでいっても目には見えない、生きたお働き」を見すえるところからが出発点だと思うのです。 畑 淳
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