心配増すコロナ緊急事態下ですが、パラリンピックも最後までの無事を祈念いたします。
どの選手も素晴らしい活躍ですが、走り幅跳びのヌタンド・マラング選手には感動しました。10才までの車椅子生活に別れを告げ、両足義足での世界新記録を樹立したのです。
そして選手たちからは、支援してこられた人々、関係者全てへの「感謝」が今まで以上に述べられたことも印象的でした。
ただまだ二つ、聞こえてこない感謝がありました。一つは、人々に対しての感謝だけではなく、今日まで命をくださり、競技への活力をくださっている神様への感謝の言葉です。残念ながらそれはどこにもありませんでした。
もう一つは、パラリンピックを見ている自分たち自身の感謝です。手足があり、目が見え、耳が聞こえていること。パラ選手の姿に感動するに止まらず、わが手元にあるおかげにはなお深く感謝せねばと思います。
幸せへの土台は感謝です。行動にも祈願にも、その土台は常に固めておきましょう。 畑 淳
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